ご自分の愛犬がご飯を食べない主な理由と原因
愛犬がご飯を食べなくなると心配になりますよね。どうにかして食べてもらおうと思い色々試すのが飼い主の宿命です。
今回は愛犬がご飯を食べなくなった場合の考えられる原因をお伝えするとともに、飼い主としてできることをできるだけお伝えできればと考えます。
注意点なども書いてありますので最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ストレス
人間と同じで、いや人間よりも愛犬はストレスに弱いものです。ストレスに晒されると食欲が落ちてしまうのは人間も同じ。
散歩コースを変えてみるとか話しかけてみるなど、愛犬の様子を逐一観察することが重要です。愛犬には表情がありますから、何らかのサインが送られているかもしれません。
他にもストレスを感じている愛犬が示すストレスのサインを幾つか上げておきますね。
- あくびを多くしていませんか?
- 近寄ろうとすると避けるような行動をとりませんか?
- 下痢をしていませんか?
- せっかくご飯を食べてもどこかに吐き出したりしていませんか?
- 毛並みが以前より良くない感じがしませんか?
上記のようなサインを感じたらストレスが原因である可能性が高いです。リラクゼーション的な音楽をかけたり、いつもより優しく撫でたり、話しかけたりしてみましょう。思い切って部屋の断捨離を行うのも愛犬にとっては良いことかもしれません。
病気
動物は病気を隠す習性があります。それは他の動物に体調が悪いところを見せると捕食されてしまう昔の名残です。
病気のサインは粘膜によく現れます。鼻先や目をしっかりとみて、お口の中もチェックしてみましょう。また、全身を撫でてみて少しでも痛がるところがないかをチェックしてみてください。
少しでも異変を感じた場合はできるだけ早い段階で動物病院に連れて行ってあげてください。病気を身体が治すことを優先させるために食事を取らないケースがあるからです。また、場合によっては無理に食べさせることが嘔吐など他の障害につながるケースもありますので気をつけましょう。
食事の鮮度が落ちている。もしくは飽きてしまった。
昔は愛犬を屋外で飼うのが当たり前の時代があり、とても大きな袋でドッグフードを用意していたものです。
しかし私たち人間がそうであるように、あまりに古いご飯は犬にも分かってしまいます。具体的には密閉しているつもりでも空気に触れる時点で酸化していきます。酸化は匂いを伴いますので、嗅覚が非常に優れている愛犬はすぐにそれを察知します。
頭の良い愛犬ですから「ん?鮮度が悪いなあ」と考えているかもしれません。
また、人間と同じように愛犬も毎日同じ餌だと飽きてしまいます。時には違う種類のものを購入するなどバリエーションを増やしましょう。最近のおやつはとても良くできているので、人間の子供と同じようにおやつが美味しすぎて主食を食べなくなっている可能性も否定できません(⌒-⌒; )
虫歯や歯周病
病気のところでも口の中をチェックしてみてくださいとお願いしましたが、歯や歯茎が痛くても食事を摂らなくなります。
口の中をチェックして腫れていたり虫歯を見つけたらすぐに動物病院に連れていきましょう。
年齢によるもの
年を重ねるごとに愛犬も食が細くなります。それは多くの時間をともに過ごした証でもあるのですが、少し寂しい気持ちになりますね。ですが愛犬にとってはそれで十分な量になっているのかもしれません。焦らず見守ってあげましょう。
また、食の嗜好が変わるということも考えられます。昔は煮物なんて好きじゃなかったけど最近煮物が美味しくて仕方がないなどということは人間でも良くあります。これと同じことが愛犬にも起こることがあります。シニア用の食事に変えてみるなど工夫をしてみましょう。
性格によるもの
おやつをたくさんあげたくなる気持ち、、、わかります!しかしおやつは美味しいもの、いや美味しすぎるものもあります。それをたくさんあげているうちに愛犬は食に対してある意味ワガママになっていきます。
もしかするとおやつのあげすぎが原因かもしれません。飼い主として気持ちをグッと抑え、しばらくおやつをあげない期間を作ってみてください。ある意味愛犬にとっても身体のリフレッシュにつながるかもしれません。
もう一つこれも飼い主の宿命なんですけど、食事をあげるときは「あっ餌の時間だ」ってなって機械的に出してしまう。おやつは特別なものなので「おいでおいでー」と楽しそうに出してしまうものですよね^^
おやつは美味しい上に飼い主もかなり優しい、食事はあまり飼い主も楽しくなさそうと愛犬は感じているのかもしれません。
いっそのことおやつは機械的に、食事を楽しそうに出してみるのも一つの手法です!
愛犬が食事をしなくなった時の工夫
ご飯を食べなくなった愛犬のことは心配で仕方がない状況であることはすごくよくわかります。でも一気に改善することは珍しいでしょう。まずは工夫をして改善できるか試してみましょう。
ご飯の温度
冬になると気温もかなり低くなることから、食事の温度が影響しているのかもしれません。ドッグフードを軽くレンジにかけるなど工夫をしてみましょう。ただし温め過ぎには注意です。軽く触ってみて火傷するほど熱くなっていないかを確認してから食べさせるようにしましょう。
H3ご飯のアレンジ
少し変わった手法ですが、食事に刻んだ野菜やお肉などを加えるのも一つの手です。美味しい味にアレンジして与えると勢いよく食べ始めることがあります。また、メインのご飯におやつを多少加えてアレンジするというのも効果的です。
食感を変えてみる
毎回同じフードを食べていると少し飽きてしまいます。その場合にはフードの種類を変えてみましょう。例えばドライタイプのフードを長年使ってきたのであればウェットタイプに変えてみる、その逆も然りです。
食感が変わることで食欲が戻ることはよくあることです。是非試してみてください。
H3運動量を増やす。
愛犬も人間と同じで運動量が増えればそれに見合った食事を摂ろうとします。ドッグランに連れて行ったり、散歩の回数を増やすなどして運動量を増やしてみましょう。すると食欲が戻ることがあります。
たくさん動くことで体の栄養を補給しようとする本能は人間より鋭いものなので効果敵面の場合があります。
まとめ
犬がドッグフードを食べないときの原因や対処法について解説しました。食べない原因はストレスやわがままなどさまざまです。普段元気があれば、紹介した対処法やドッグフードを試してみてください。
元気がない場合や心配なときは、迷わず動物病院に相談しましょう。犬の食欲が戻り元気になるためにも、ぜひ参考にしてください。